“温度成層式蓄熱システム「亀山貯蔵」”は、有効エネルギー（エクセルギー）を賢く蓄えて賢く活用することを可能にした蓄熱システムです。蓄熱ユニットと制御ユニットの2つから構成されています。

蓄熱ユニット
必要最小限の接続口と温度成層を形成するために専用設計された特殊ディフェーザーにより、タンク内部に温度成層をつくって蓄えます。

制御ユニット
コントローラーと電動3方弁により、温度成層を形成するためだけでなく、給湯や空調などに使用される温水や冷水・熱源機への給水の温度を最適に保ちます。

省エネルギー化が可能になります
ボイラーなどの熱源機を高効率で運転させることができるように、運転の負荷や給水温度をコントロールするので、省エネ化が可能になります。

追従性に優れています
有効エネルギーとして蓄えられている冷水や温水を即座に供給できるので、追従性に優れます。

再生可能エネルギーの活用に貢献します
再生可能エネルギー熱の利用は不安定であるために、蓄熱の要素は不可欠です。単に蓄えるだけでない「亀山貯蔵」は、バイオマスボイラーの弱点である追従性の悪さをカバーしたり、太陽熱温水システムの高効率化を可能にするために、再生可能エネルギー利用促進に大きく貢献できます。